【断水時】給水タンクは「身近にある物」で代用!覚えておきたい作り方

防災知識

災害や台風で、断水経験を持つ方も居ると思います。
その時役に立つのが「給水タンク」

ですが、必ずしも備えているご家庭ばかりではないでしょう。
そんな人でもご安心を。実は、給水タンクは家にあるもので代用がきくんですよ。

  • ダンボール
  • 引き出しやカゴ
  • リュックサックや旅行バッグなど・・・

こういうあなたの身近にあるものが「給水タンク」として利用できるんです。
災害や台風で断水した時に、ぜひ活用してみて下さいね。

それでは、どうやって作るのかご紹介します。

給水タンク用意していますか?

あなたは、災害などで「断水」した時用に「給水タンク」を用意していますか?

「あるけど物置きやクローゼットに入れっぱなしで劣化しているかも?」
「買わなきゃいけないと思いつつ、買っていない・・・」

そんな人も多いのではないでしょうか?

防災グッズって、後回しにされてしもう事が多いのも悲しい事実。
でも実は、あなたの身近にあるものが「給水タンク」として活用できるんです。

断水は、災害や台風でいつ来るか分かりません。

「給水車が来てくれたけどお水を入れる物がない・・・」なんて事にならないように、
今から何が「給水タンク」になるかちょっとだけ考えてみませんか?
災害時に、それを思い出せば良いだけ。

こんな使い方もあるんだな~と勉強になると思います。

「ダンボール」を給水タンクに

まずは「ダンボール」
飲料水や家電製品のダンボールなど、どこのご家庭でも一つはありそうですよね。

コレも立派な給水タンクになります。
このままでは使えないので、ビニール袋をかぶせます。

ココで一つ注意があるのですが、ダンボールの底をガムテープで補強して下さい。
そうする事によって強度が増しますからね。

漏れるのが心配な方は、ビニールを2枚にすると良いでしょう。
上で口を縛れば立派な給水タンクになります。

「引き出し」や「カゴ」を給水タンクに

あなたの家にも収納で使う「引き出し」や「カゴ」はありませんか?

素材は何でもOK!プラスチックや木の引き出しがある方も多いのでは?
それも立派な給水タンクになります。

ちなみに「引き出し」は、横50cm奥行30cmです。
何ℓになるか分かりませんが、お水は結構入ると思います。

「リュックサック」を給水タンクに

意外な物としては、「リュックサック」も給水タンクになるんです。

マンションの方は、「ダンボール」や「引き出し」などを運ぶのはとても大変だと思います。
停電でエレベーターも止まってしもうかもしれませんからね。

そんな時は、「リュックサック」を使った給水タンクはいかがですか?
マンションの方は、背負って運んだ方が楽だと思います。

同じく、リュックサックがない方は旅行バッグなども給水タンクにできると思います。
作り方は全部一緒です。

ご自身の状況に合わせて、合う物を見つけてみて下さいね。

ペットボトルシャワーで節水

給水でもらってきたお水は大事に使いたいですよね?

ペットボトルなどにそのまま入れて使うと、必要以上にお水を使ってしまうと思います。
節水して使いたいなら、ペットボトルに穴を開けて「ペットボトルシャワー」で使うと良いですよ。

作り方は簡単。

ペットボトルの蓋にキリや画鋲などで穴を開けます。
穴の数はご自身の状況に合わせて開けて下さい。

やっぱり穴をたくさん開けると使いやすいですね。
均等にお水も出るし量もある程度出るので。

  • 顔や手を洗う
  • デリケートゾーンを洗う
  • 食器を洗う

天気が良い日に、太陽の下に置いておくとちょっと温かくなると思います。
特に女性は、デリケートゾーンを洗いたい時に便利だと思います。

簡単にお風呂にも入れないと思うので、この方法で乗り切ってみてはいかがですか?

「給水タンク」と一緒に「ワゴン」や「台車」も備えよう

「給水タンク」と一緒に備えておいた方が良い物を知っていますか?

それが「ワゴン」や「台車」なんです。

なぜなら、10ℓや20ℓのお水を運ぶのって結構大変だからです。
女性だと20ℓは運べないのでは?

重たいお水を楽に運べるように「ワゴン」や「台車」も一緒に備えたいところですね。

まとめ

あなたの周りには「給水タンク」になりそうな物はありましたか?

ゴミ箱や大きな鍋、たらいetc・・・
要は、お水を溜められるものなら何でもOK!

給水タンクを買っていなくても大丈夫。身近な物を給水タンクにすれば良いんです。
突然の断水で「給水タンクがないからお水がもらえない・・」なんて事もなくなるでしょう。

災害時には混乱していてすぐに頭に浮かばないかもしれません。

その為に、今から何が給水タンクになるか想定しておく。
身近な物で給水タンクにできるものっていっぱいあると思います。

こんなほんのちょっとの事が災害時には役に立つのかもしれませんね。