「ヘッドライト」は角度調整できるタイプを!

生活用品

一つは持っていた方がいいとされる「ヘッドライト」
あなたはもっていますか?

私がこの「ヘッドライト」にした理由はこの二つ。

  • 角度が変えられる
  • 電池式

特に角度が変えられるってすごく便利だと思いました。
足元を照らしたり、2~3m先を照らす事ができるからです。

手に持つ懐中電灯も良いですが、「ヘッドライト」もおススメですよ。

「ヘッドライト」を購入しようと思った理由は二つ

実は、私はヘッドライトはいらない派だったんです。

では、なぜ購入しようと思ったのか。
きっかけは二つありました。

東日本大震災の被災者の言葉

一つ目は、東日本大震災の被災者の言葉。

片手に懐中電灯を持って、高齢の家族と一緒の避難はとても大変だったとの事。
この言葉が私の頭の片隅にずっとありました。

もしかしたら、こんな状況の中を避難しなければいけなくなるかもしれません。

防災リュックを背負い、片手に懐中電灯を握りしめ、家族の手を引きながら避難する。
こんな状況を想定してみたんです。

その時に、片手が埋まっているって不便だと思ったんです。
家族を支えながら避難するのは、きっと難しいはず。

できれば家族には不自由な思いはさせたくありません。

身軽で明るい中避難できるとも限りませんからね。

自身の骨折

ある時、転んで骨折してしまいました。

歩けない不便さや、松葉杖を初めて使って気づいた事。

それは「両手が使えないってすごく不便!!!」
飲み物一つ持てないんですよ。

歩けない辛さもありましたが、両手の使えない不便さもすごく感じたんです。
骨折したからこそ気づいた、手が空いている便利さ。

普段での生活でもこんなに大変なんだから、大きな地震が来たら・・・。

当時の私は懐中電灯すら持てません。
たとえケガをしていなくても、手に持つ懐中電灯だとどうしても片手は埋まってしまいます。

自分がどんな状況で逃げられるかは分からないから、「両手が空くヘッドライトは絶対に必要!」
遅ればせながら、自身の経験から気づいた事です。

購入の決め手は「角度」と「電池式」

このヘッドライトに決めた理由は二つ。

  • 角度が変えられること
  • 電池式

避難やトイレを使用する時に、下向きに照らしたい時ってあると思うんです。
角度が自由に変えられる方が絶対に楽ですよね。

前だけを照らすものだと、足元を照らしたい時に自分が下を向くしかありません。
それだとちょっと不便を感じませんか?

なので角度を変えられるものが良かったんです。

後、充電式だと停電すると使えません。
いつでも使える様に電池式が良かったんです。

他の防災グッズと電池のサイズが合っていると尚良いですよね。

「ヘッドライト」レビュー

手に持って感じたのは、とても軽いし「なんかおもちゃっぽいな~」と。
正直、明るさは期待していませんでした。

ですが、「おもちゃっぽいな~」と感じたのが一瞬でくつがえりましたよ!

早速点けてみましたが「ウソ~こんなに明るいの!」って結構ビックリ。
部屋全体的に明るくなる感じ。

単4電池×3つで、こんなに明るくなるんですね。

そんなに明るさは期待していなかったのですが、大満足。
実は、あんまり明るさは気にしないタイプだったのですが、明るいって大事なんですね(しみじみ。。。)

お次は、気になる角度調整は6段階。

真っすぐ照らす事もできるし、足元を照らす事もできます。
足元も範囲も広く照らす事ができるのでとても便利です。

角度も6段階あるので、自分の丁度良い角度まで変えられます。
それに照らしたい所のピンポイントではなく、広範囲で照らす事ができます。

ちなみに、首にも掛けてみたのですが、下だけ明るくなり全体的に暗くなる感じ。
私は、頭に着けて角度を変える方法が一番良かったです。

2~3m先を照らしたい時に便利

使ってみて気づいた「ヘッドライト」の良さ。

  • 自分の足元を照らせる
  • 前や横で一緒に避難する人の足元を照らせる

自分が骨折をしてみて初めて気づいた大切な事があります。

それは「足元に何もない事」

骨折してからは、少しの段差や少しのゴミが気になるようになりました。
松葉杖をしている身にとって、それらはある意味命取りになるからです。

自分が骨折してから、足の悪い家族の気持ちも考えてみたんです。
避難する時も瓦礫の中を避難する時が来るかもしれません。

「避難する際、ちょっとでも足元を照らしてあげた方が良いのかも?」そんな事を思うようになりました。
ヘッドライトだと、角度を変えて2~3m先でも足元を照らす事ができます。

しかも割と広範囲に照らす事ができるんです。
これなら足の悪い家族とって、より安全を確保しながら避難できそうです。

自分が骨折してから、手元が空いている便利さや足元が明るい事の大切さに気づく事ができました。
普段でこうなんですから、災害が起きたらもっとだと思います。

「あ~~やっぱり買って良かったかも」と心底思いました。

感想

私は、ヘッドライトって正直いらない派でした。

なんとなく頭に着けるのに抵抗があったり、ちょっとダサいなって思っていたり。
買わない選択をしていて、店舗で見かけてもいつもスルー。

でも、自分が不自由な生活になって考えが変わりました。

  • 手が空いている
  • 足元を照らせる

これらを満たせる「ヘッドライト」は必要だなと思いました。
よく防災BOOKにも書いてありますもんね。

災害時、「両手が空いている」って何かと便利だと思います。