あなたは、災害時の「洗濯」について考えた事がありますか?
大規模な災害が起きると、断水して簡単に洗濯もできなくなるでしょう。
ずっと同じ下着を着続けるのは、とても苦痛だと思います。
「どこでも袋でお洗たく」は、洗濯袋と洗剤が入っている洗濯セットです。
ポロシャツ2枚を洗濯しましたが、とても簡単に洗うことができました。
災害時、簡単に「洗濯」できるものがあれば精神的にも良いでしょうね。
ましてや女性なら尚更かもしれません。
洗濯できるものの必要性は?
防災BOOKに「洗濯できるものは一つ持っておくと良い」そう書いてあったんです。
その理由は、東日本大震災が起きた時に、男性も女性も下着を汚さないために
「生理用のナプキンをつけていた」そんな話を聞いたことがあります。(もしくはおりものシート)
断水で、洗濯できない状況だったからでしょう。
そうやって大変な状況を乗りきってきたんですね。
被災者の話って本当に勉強になりますね。
今は水道も出るし、洗濯機も使えます。
その為、あまり洗えないことに対して実感はないと思います。
ですが災害や、避難所生活が長引いたら「せめて下着だけでも洗いたい・・」
そんな気持ちになるのではないでしょうか。
洗濯が「できる、できない」って、結構大きな問題なのかもしれません。
簡単なものでいいから「洗濯できるものを一つ持っておこう!」そう決めました。
「どこでも袋でお洗たく」の使い方
災害時に洗濯できるものがないかなと探していたら、まさかのホームセンターで発見!
早速、試しに購入してみました。
まず、中身の確認から。
洗濯袋一個と、洗剤が3個
容量は5ℓ
袋を触ってみても、中々しっかりしているなという印象。
3重チャックになっているので、とても丈夫です。
早速、衣類を入れて洗ってみました。
洗うのは、ポロシャツ2枚。
洗濯袋に、お水と洗剤を入れます。
今回、付属の洗剤は取っておきたいので、自分の粉の洗剤を使っています。
次に、洗いたい物を入れます。
ポロシャツ2枚を入れましたが、靴下2枚くらいならまだ入りそうです。
ですが、私はしっかり洗いたかったので、ポロシャツ2枚で我慢。
マチが広いので、しっかり自立しますよ。
ココで揉み洗いか、つけおきします。
私は、もみ洗いを選択。
ポロシャツ2枚を手に持って洗うのは、ちょっと重たいですね~。
重いのが嫌な人は、下に置いて転がして洗うのも良いのでは?
洗濯袋が透明なため、汚れが確認できます。
お水が汚れていくので、「ちゃんと洗われているんだな~」と。
汚れていても手で洗わなくて済むので、その点はとても良いと思いました。
しっかり洗った後は、お水をすすぎます。
蛇口がついているので、お水もちゃん出ます。
3回ほどすすいでみました。
その後は、自分で衣類を絞って終了。
洗濯袋は、終わった後はすぐに干して乾かします。
口も大きいので、すぐに乾くのも良いですね。
使う前は、「どうなんだろ?」と思っていました。
ですが、「意外とちゃんと洗えるんだな~」というのが正直な感想です。
一個持っておくと良いかもしれませんね。
「どこでも袋でお洗たく」の気になるところとは?
今回、結構激しく(?)洗いました。
そのため、洗濯袋に爪の傷がたくさんついてしまいました。
「何回くらい使えるかな~」と耐久性がちょっと心配。
後、量にたいしての洗剤が多いかな?
少し使いたい時には、ちょっと不便でしょうね。
100均でボトルを買ってきて、洗剤ボトルを作るとか?その方が好きなだけ使えそうです。
後、ふと思ったことがあります。
「もし、避難所生活になったら、どうやって干すんだろう?」と。
今は、自宅のため物干し竿があります。
避難所生活になったら、自分で用意しないといけませんよね。
そういう時にために、セット販売してほしいです。
洗濯バサミや洗剤、ロープなどがセットになったものを。
それで、コンパクトだったら言うことはありませんね。
まとめ
使う前は、「ちゃんと洗えるのかな~」なんて思っていたんです。
ですが、汚れの確認もできたし結構ちゃんと洗えました。
災害時、コレだけでも持っていると違うのではないでしょうか?
とても簡単に洗えますからね。
生活が落ち着いてくると次に考えたいのは、衛生面。
同じ洋服や下着を何日も着続けるのは、やはりとても苦痛だと思うので。
「簡単で良いから洗濯もちゃんとしたい」そんな人は一つ持っておくと良いと思いますよ。