【災害時】の「性犯罪」や「避難所トラブル」を防ぐ!必要な対策10選

防災知識

災害時の「性犯罪」や「避難所でのトラブル」は、残念な事ですが発生しています。

「性犯罪」は、避難所で起こる事も多く辛い経験をした人もいます。
「避難所=100%安全に暮らせる」わけではありません。

その為、女性は年齢関係なく「性犯罪」に備える必要があります。

「避難所でのトラブル」は、災害の種類は違えど似たような事が多い様に感じます。
今からできる対策もありますので、「自分の身を守る為に」参考にしてみて下さい。

1人で行動をしない【性犯罪を防ぐ編】

災害時、女性は1人で行動をしない事が大切です。

特に夜のトイレは注意が必要で、行くとしてもいくつかの対策が必要になります。

  • 二人以上で行く
  • 灯りを点けて行く
  • 防犯ブザーを持って行く

なぜなら、1人で行くと暗闇を利用して人気の居ない所に連れ込まれる事があるから。
トイレ以外でも、着替えなどもできれば複数で行動をした方が安全です。

中には、1人で避難している人も居ると思います。
そんな人の対策は・・・

  • 周りの誰かが行ったら自分も一緒に着いて行く
  • 避難している人同士で声を掛けて一緒に行く

などの対策を考えてみてはいかがでしょうか。

昼間に行動をする

色々な状況で、行動をしないといけない時もあると思います。

  • 使える家具を運び出したい人や掃除をしたい人
  • 大事な物を取りに行きたい人
  • 開いている店舗に買い物に行きたい人

色々な状況があるとは思いますが、できれば昼間に行動をする事が大切です。

停電をしている薄暗い中、1人で行動をするのはおススメできません。

「行動をするのは昼間に」
自分の身を守る為に大切な事です。

女性らしい恰好をしない

「女性らしい恰好はしない」のが災害時の鉄則です。

肌が露出していたり、体のラインが出る服は着ないようにしましょう。
それに加え、赤やピンクなど「女性を意識する色」も控える事が大切です。
できれば、黒や紺などの物を。

「黒い洋服」「黒い帽子」「黒いマスク」

このように、相手に「この人は男性なのか?女性なのか?」と思わせる事が大切です。
この服装だと、一見男性っぽく見えませんか?

災害時は女性らしさを消す方が、自分を守る為に必要です。

1枚、強面の男性が着るようなTシャツを用意しておくと防犯対策になるのかも??

小物の色にも気をつける

あなたが持っている防災リュックは何色ですか?

持っている防災リュックの色や小物類で、このスペースには女性が居ると判断されます。
その為、小物の色にも気をつける必要があります。

例えば、避難所で気をつけたいこんな事。

  • 小さいピンクのリュックが2つ

「ココには、小さい娘さんが二人要るんだな・・」と、下手したら目をつけられてしまいます。

洋服が黒でも、防災リュックやそれ以外の小物が赤やピンクだと目立ってしまいます。
揃える小物にも注意して下さいね。

下着にも気をつける

避難所で洗濯物を干す時にも注意が必要です。

理由は、夜中に忍び込んできて干してある洗濯物を目印にする人も居るようです。

ブラジャーやショーツなどは、女性を意識させてしまいます。
できれば、「カップ付きインナー」や男性が履くような「ボクサータイプ」がおススメです。

  • 女性らしさを消せる
  • 下着を干す事への抵抗を減らす
  • カップ付きインナーは洗い物も減らせる

良い事ばかりですね。

防犯ブザーを持ち歩く

あなたは「防犯ブザー」を持っていますか?

避難所の夜のトイレは特に注意が必要で、1人で行くにはとても危険です。
自分の身を守る物を一つ持っておく事も大切です。

その際に、首からぶらさげられる紐も一緒に備えると良いでしょう。

必要な電池とドライバーと紐を一緒に、ジップロックの袋に入れます。
この対応は、大切な物を水害から守る為です。

貴重品は肌身離さず持ち歩く【避難所でのトラブル編】

災害時、窃盗はとても増えます。

それは避難所でも同じ事。
「ちょっと目を離した隙にお財布を盗まれた」なんて事もあります。

その為、貴重品は肌身離さず持ち歩く事が大切です。

手に持つのも限界があると思います。
ウエストポーチなどに貴重品を入れて持ち歩きましょう。

持ち物に名前を書く

もし、避難所生活になったら防災リュックや防災グッズを持ち込むと思います。

ですが、不特定多数の人が集まる避難所。
窃盗の心配もでてきます。
100%防げるとは限りませんが、抑止力にはなる事があります。

それが「名前を書くこと」

自分の防災グッズや支援物資に、大きく名前を書き窃盗を防ぎましょう。

明かりに気をつける

避難所では「明かり」に気をつける必要があります。

就寝時、ランタン等の明かりが明かるすぎるとトラブルの元になります。
ランタンなどは、明るさをつまみで調節できるタイプがオススメ。

ちょっと明かりを点けたい時やトイレに行きたい時に便利です。

食べ物に気をつける

避難所では、食べ物に気をつける必要があります。

特に「匂いのする物」や「音の出る物」には注意が必要です。

1人で食べたい時や家族で食べたい時。
自分達だけで食べていると、食べられない人とトラブルが起こる可能性が出てきます。

避難所では、周りの目も考慮する事が大切です。
防災リュックに入れる時には「匂いのする食べ物」「音の出る食べ物」に注意して下さい。

ちなみに「チョコえいようかん」は、食べやすいのでおススメです。

音に気をつける

寒さ対策で「アルミブランケット」を使用する時もあると思います。

その際、アルミブランケットの音にも注意が必要です。
シャカシャカ音がするタイプだと、周りの人の迷惑になる時があります。

「音がうるさくて、結局使えなかった・・」なんて体験談も。

なるべく「音」が出にくいタイプを備えておくと良いでしょう。
静音タイプもあるので、そちらをおススメします。

まとめ

災害が起きただけでも大変なのに、人が大勢集まるとトラブルもつきもの。

特に避難所は、色んな感情を持った人が集まってきます。
できれば全てのトラブルを防ぎたいですよね。

今から防災グッズを揃える人も多いと思います。

そんな人はこれらの事を頭に入れ、対策をしてみてはいかがでしょうか。
特に女性の方は「性犯罪」に遭わない対策をお忘れなく。