「災害時に、安定的に火がつけられるものが欲しい」
そう思ったことはありませんか?
以下の条件を全て満たしていて、災害時の火起こしにピッタリな物があります。
- ガスなどの燃料がいらない
- 雨に濡れても拭けばOK
- 天候に左右されない
- 長期間使える(3万回使用可能)
それが「ファイヤースターター」
火起こしができるキャンプグッズです。
素材は「フェロセリウム」を選べば、初心者でも火が点けやすいと思いますよ。
ライターやマッチだけだとちょっと心配。サブとして何か一つ欲しい。
そんな人にはおススメです。
キャンプ初心者は「フェロセリウム」がおススメ!
そもそも「ファイヤースターターって何?」と思っている方もいるでしょう。
キャンプグッズで「火」を点けられる道具です。
「ロッド」と「ストライカー」がセットになっていて、
ロッドが金属製の棒の部分(右)、ストライカーが火打石の役割をするもの(左)です。
ファイヤースターターの素材は主に二種類。(私も詳しくないので、簡単に説明します)
それは「マグネシウム」と「フェロセリウム」です。
ロッドの素材のことで、金属部分のことを指しています。
実は、この二つは発火点の温度にかなり差があるんです。
「マグネシウム」の発火点の温度は400度越え。
一方、「フェロセリウム」の発火点の温度は約150~180度。
二つの温度にはかなり差がありますよね?
温度が低いほうが、より火を点けやすくなります。
なので、キャンプグッズ初心者は「フェロセリウム」がおススメです。
「ファイヤースターター」を災害時に備えておくと重宝する
ファイヤースターターの特徴は、ざっと簡単にあげてこんな感じです。
- ガスなどの燃料がいらない
- 雨に濡れても拭けばOK
- 天候に左右されない
- 長期間使える
「もしや、コレって災害時にすごく重宝するのでは?」
私が求めている「長期間、安定的に使える火を起こせる道具」
それらを満たしているのは、「ファイヤースターターだ!」って確信したんです。
ライターやマッチだと以下の心配がありますよね。
- ライターは、オイル切れ、接触不良
- マッチは、天候に左右され湿気てしまう
なので「必ず使える」ものではないと気づいたんです。
ちなみにコチラは、東日本大震災の被災者の言葉です。
「火」を起せると色んな事ができると思います。
- レトルト食品を温めたり、温かいコーヒーが飲める
- お湯で体が拭ける
- 暖がとれる
使おうと思っていたけど、使えなかったでは意味がありません。
何年後でも安定的に使える「ファイヤースターター」は、備えておくと重宝すると思います。
ファイヤースターターは火が点けやすい!
一生使いたい為、長く太いものを選びました。
なんと、このファイヤースターター「3万回」も使えるんですよ。
長く太いため、とても持ちやすいんです。
中々このサイズの太さって店舗で見た事ありません。
ロッド部分が長いので、火を点けるときにも手が邪魔をしません。
恐らく初心者は、ロッド部分が長い方が火を点けやすいと思います。
なぜかというと、火を点ける時のストロークが長くなるからです。
あまりに短いと、力も入れられないし火が点けづらいと私は感じました。
後、ファイヤースターターの良い所は、水に濡れても使えるところ!
ちょっと濡らしてみました。
でも、拭いてすぐ使えますよ。
今回、一年ぶりくらいに使ってみたんです。
なんの問題もなく使えたのが、やっぱり良いですね。
私の、ファイヤースターターへの信頼は半端ないです。
もう一本欲しいくらい気に入りました。
ファイヤースターター火の点け方のコツとは?
ファイヤースターターの使い方ですが、簡単に説明するとこんな感じです。
- 燃えやすい紙(ティッシュ)や木くずを集めます
- ロッド部分を削って、削った粉をティッシュの上に振りかける
- ストライカーでロッドを勢いよく擦りつけて火花を出す
- 着火!(火種を作る)
という流れになります。
私のやり方ですが、
- 手を固定させて、ロッドの角度を45度くらい
- ストライカーは、三角形のギザギザしている方
このやり方でやると、火が点きやすい気がしました。
イザ、着火!!
火が点いた!!
「うわ~面白い!!こんなに簡単に火が点くの?!」
もう嘘みたいに簡単に火が点けられたんです。
火花もバチバチと出て「こんなに簡単に出るの!?」とビックリ。
「ファイヤースターターは、災害時の火起こしに重宝するぞ!」確信した瞬間でした。
キャンパーが、火起こしでファイヤースターターを使うのもちょっと分かる気がします。
だって、火を点けるの楽しいですよ。
一度、失敗したファイヤースターター
実は、以前違うファイヤースターターを買ったんです。
それでは、一度も火を点けることができませんでした。
30回位やっても火が点かずしまいには手も疲れて・・・もう、心も折れてしまいました。
「私ってこんなに不器用だった??」とまで思うまでに・・・。
でも「絶対役に立つ」と思ったので、今度は違う種類を買ってみました。
そしたら、もう嘘みたいに火が点いたんです!
火花もバチバチと出て「商品が違うだけでこんなに違うの!?」とビックリ。
実は、その時は素材に違いがあるって知らなかったんです。
ロッドの長さも短くて・・・
もし、私のような経験をした方がいたら、違う種類を買っても良いと思いますよ。
ファイヤースターターの気になるところとは?
キャンプブーム真っ只中に買ったので、少し値段が高かったんですよね。
そのため、少し購入を悩みました。
ですが、本当に使えるモノって重宝すると思います。
- ガスなどの燃料がいらない
- 雨に濡れても拭けばOK
- 天候に左右されない
- 長期間使える
以上のことを考えると、今では「安いかも」と思えるようになりました。
恐らく、数年後も普通に使えると思います。
湿気で使えないなんて事もないと思うので。
「持っていたけど使えなかった」って災害時にはよくある話。
懐中電灯やラジオとか電気関係は特に。
私は、災害時に「火」を点けられるってとても大事なことだと思っています。
もし自分が被災したら、体や心は疲れきっていることでしょう。
落ち着いた時に、温かいコーヒーでも飲めたらどんなに心は癒されるだろう。
そう思って、このファイヤースターターを選んでみました。
まとめ
初心者にも使いやすい「フェロセリウム」を選んだので、着火も簡単でした。
今回、ファイヤースターターを体験してみて思った事を一つ。
それは、できれば長くて太いファイヤースターターの購入をおススメします。
理由は、その方が一生ものだと思うから。
災害が長引く事もあるでしょう。
ライターやマッチは使い切ってしまったけど、ファイヤースターターが一番最後まで生き残った!
なんて事があるかもしれません。
災害時、火を起こせるってとても大事。
ライターやマッチのサブとして、一つ持ってみてはいかがでしょう?
ただ、一度は練習してみて下さいね。